新年あいさつ
会長 吉見和昭
会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。平素は当会の運営にご協力いただき誠にありがとうございます。 昨年を振り返りますと、私たち中小企業を取り巻く状況は、国内外の激しい社会情勢の変化を受けた厳しい一年でした。イギリスの EU 離脱決定やトランプ氏のアメリカ大統領選出による経済への影響、中国における国内経済の減速と海外への直接投資の増強と、世界経済への先行き不透明感が続きました。中小企業、とりわけ小規模事業所においては影響が出ています。仕事の減少や受注単価の切り下げ、高齢化、人手不足などが加速して、廃業となる事業所が後をたちません。
他方、厳しい中にあって目に付くのが、何人もの若い事業主が工夫した取り組みにより商売を続け発展させていることです。当会は設立の理念に立ち返り、中小企業が経済の主役となるよう、事業主への経営支援とくらしの相談活動をいっそう強めてまいります。これまで以上に関中協をご利用ください。
そのためにも会員を増やして当会を大きくしていかなければなりません。一昨年から続けております「100 人紹介、50 人入会」新会員紹介運動は、皆様の協力を得て一定の成果を上げてまいりました。今年も引き続き新会員加入運動へご協力いただけますようお願いいたします。
最後に今年一年、皆様のご健康、ご多幸をお祈りしましてご挨拶といたします。