第68回定時総会開催
6月15日、京都府湯の花温泉松園荘木津川亭において関西中小工業協議会第68回定時総会ならびに生野生産協同組合第63回定期総代会が開催され88名が参加しました。総会では会費改定を含む2014年度方針の採択、2013年度決算、2014年度予算の承認と関中協ならびに生野生産協同組合の新役員が選出されました。
消費税増税、アベノミクスで格差拡大
総会では前田忠善会長が「現在の安倍政権のもとでおこなわれた消費税増税とアベノミクスにより、中小零細企業はますます困難に直面しています。そうしたときだからこそわれわれが声をあげていくことが大切です」とあいさつ。尾形幸夫、板原繁両副会長が議長に就任し定数の確認、役員選考委員会の選任をおこないました。
来賓として柴山のぼる日本共産党生野天王寺地区委員長・大阪市会候補が「暴走安倍政権をくいとめる闘い、大阪では暴走維新をくいとめる闘いをみなさんと力をあわせてすすめていきたい」とあいさつをおこないました。
祝電・メッセージの披露の後、第1号議案「事業報告並びに事業計画及び会費改定案」を川原徹事務局長が「アベノミクスのもとで格差は拡大し、消費税増税で経営は苦しくなっています。今年度は会員の経営をまもり発展させる取り組みをすすめつつ、会員の交流の促進を推進します。会費改定をおこない組織・財政、会員に役立つ業務の強化をはかります」と報告・提案をおこないました。
つづいて2号議案として関中協決算を山戸孝理事・会計、生野生協決算を吉川政一生協理事が報告。監査報告を岩佐晃一理事、馬来徳重監事がおこないました。さらに第3号議案として関中協予算を山戸理事、生野生協予算を吉川理事が提案しました。1号から3号まで質疑応答の後、一括して満場の拍手で採択されました。
新会長に吉見和昭氏選出
ひきつづき第4号議案「役員改選」がおこなわれ、役員選考委員長に選任された土田浩二専務理事が役員選考について報告。審議された新役員推薦名簿が読み上げられ満場一致で承認されました。新たに関中協会長に吉見和昭氏、生野生協理事長に板原繁氏が選出されました。あいさつにたった吉見新会長は「会員の経営をまもり発展させる。これを原点に全力を尽くします」と述べました。新会長から前田前会長感謝の意を込めた花束が送られました。
つづいて特別決議「原点をふりかえり関中協運動のさらなる発展を」を源純理事が読み上げ提案、拍手で採択されました。最後に30年会員の顕彰がおこなわれました。
総会後、旅館自慢の料理を堪能しながら参加者一同で交流・懇親、お風呂やカラオケなどを愉しみました。
その後バスで京都府南丹市の「美山かやぶきの里」に向かい見学。ボランティアガイドさんの説明を聞きながら約1時間散策をおこないました。
(2014/6)